雇われ司法書士と独立司法書士のメリットと年収の相場
司法書士は、さぞかし高い収入を得ているというイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょうか。ここでは【雇われ司法書士と独立司法書士のメリットと年収の相場】について説明しておきましょう。国家資格を持っているし合格率は3パーセント。士業であるエリートイメージがありますが実態はどうでしょう。
雇われ司法書士
都市圏に勤務しているか田舎で勤務しているかによっても違いますし、法律事務所や司法書士事務所の規模によっても違いますが、初任給で20万円から30万円が相場です。難関試験の割には、ちょっと厳しい金額ですね。ボーナスがあるかないかにもよりますが、年収ベースで240万円から360万円といったところです。
司法書士の資格試験に年齢制限はないです。ですが、試験の合格者は年齢に関係なく「新人」と見なされます。雇い主から見たら年齢はどうであっても「見習い」にすぎません。雇われる司法書士も自分がスキルアップするための仕事場と考えているでしょう。数年ほどで事務所を点々とするケースも多いです。
独立司法書士
年間売上の目安は1700万円程度ですが、これも平均値です。この数字から経費を引きます。事務所の家賃・スタッフの給料・交通費を引いた物が収入です。スタッフが多いと事業を拡大できますが費用も高くなります。働き方によっては高収入を得られます。