国家資格である司法書士資格を利用して働ける業界や一般企業
現代社会は、司法書士の資格があるから簡単に就職先が見つかるような時代ではありません。法律家のニーズは高まっていますのですが、今回は【国家資格である司法書士資格を利用して働ける業界や一般企業】についてご紹介します。法律の専門家ではありますが、優先されるのは弁護士出身者や法科大学出身者の場合もありますからね。
司法書士事務所の待遇
司法書士の試験に合格したら、司法書士事務所や法律事務所に就職するのが一般的です。将来独立するためにも経験を積むことが大事。しかし、個人事務所の場合は社会保険の加入も任意ですし、修行的な側面があるので好待遇ではないことが多いです。
司法書士事務所など以外の業界や一般企業での仕事
大企業ならば自社内に法務部門を置くでしょう。最近は法律遵守が厳しくなっています。中小企業でも法律に詳しい人材が欲しくなります。どんなところがあるのでしょうか?
(1)弁護士法人・税理士法人……異なる専門資格を持っている社員を採用してトータルに業務をします。ワンストップが魅力。(2)不動産会社……不動産売買の書類のチェックなどの管理部門。(3)金融関係・保健関係の会社……住宅ローンに関する法律的なサポート。(4)企業法務での法務アドバイザーなどがあります。